先物買いしておいた方がいい作品・迷ったらとりあえず買っておくことをオススメする作品の特徴をまとめました。
こちらで紹介しているジャンルの作品は、値崩れしにくいという意味合いもありますので、持ってる方は売らずにとっておいた方がいいかもしれません。
復刊不可能な作品
プレミアとは、欲しい人に対しての流通量が少ない程高く付くものです。
ただ、1つのタイトルを欲しがる人には2通りのタイプがあります。
1つ目はコレクターやマニアで、そのタイトルのオリジナルが欲しい! 「その本自体」を求めているタイプです。
読む読まないは関係ありません。
そして、もう1つのタイプは、純粋にそのタイトルを読みたい、極端に言えば「読めればいい」というタイプです。
後者に関しては、読めればいいわけですから、復刻版でも読めれば充分なんです。
なので、オリジナルしか無く競争率が高かったタイトルも、復刻された時点で「読めればいい」人達がライバルではなくなるので、競争率は低くなり若干値は下がります。
様々な事情で復刻が叶わない作品達がありますが、
復刊不可能=「コレクター&マニア」に加え「そのタイトルを読みたがっている人」が求める為、高いプレミアが付きやすい
というわけです。
例えばコレ
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日野日出志の銅羅衛門【復刊不可!ブラック過ぎるドラえもん】
国民的な漫画である『ドラえもん』をとんでもない恐怖漫画にパロディした漫画家がいらっしゃいました。 ホラー漫画界の重鎮、巨匠・日野日出志です。 その名も『銅羅衛門 ...
ペンネームが違う
有名な人気作家がデビュー時は違うペンネームを使っていた・・・というパターンも結構注目どころです。
旧ペンネームで刊行されたタイトルも、ペンネームが変わった後に再刊された分は変更後のペンネームで刊行されますので、同じタイトルでも作者の名前が違うといった現象がでてくるわけです。
当然旧ペンネームverはプレミア対象になってきます。
また、ファンでも好きな作家のペンネームが昔は違ったことを知らなかったケースも多く、気付いた時には既に品薄状態・・・なんてこともあります。
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初期のペンネームが違う漫画家
誰もが聞いたことのある有名作家のペンネームも、実は改名しているパターンが多いんです。そして有名作家ほど、改名前の作品には高いプレミアが付いています。 意外にも、 ...
人気作家の初期作品
巨匠と呼ばれる大物作家達の初期作品は今やお宝級の値が付いてしまい、とても容易に手が出る金額ではありません。
しかし、現在活躍中の作家で、今後巨匠と呼ばれてゆくであろう作家のデビュー作及び初期作品は、まだ破格値が付いている訳ではないので、 地道に探せば比較的安値で手に入れることが出来ます。
最初は作品から入った人も、そのうちにその作家の全てのタイトルを集めたくなるというパターンは珍しくないので、 爆発的なヒット作が出た時、その作家の初期作品を早いうちからGETしておくというのもいいかもしれません。
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絶版漫画のランク【お宝コミックからビンテージコミックまで】
一口に絶版漫画といっても、苦労せずに数百円で買えてしまうものから、市場に出てくること自体が無く超入手困難で何百万円もするプレミア漫画まで、幅広いランクやジャンル ...
不人気?作品
『虫コミ』『サンコミ』『旧KC』などのように、作家やタイトルではなくシリーズとして全巻集めたいというマニアやコレクターも 少なくありません。
そのような場合、人気のあった作品は、競争率は高くても所持していた人も多い為、それなりの流通量が見込めます。
しかし当時人気のなかった作品は、そもそも 持っている人自体が少ない為「幻」扱いになり、当時とは逆にマニアの求めるお宝に変身してしまうというわけです。
最近は短命で終わってしまうシリーズはほとんど見かけませんが、人気作を含む短いシリーズに出会った時は、あまり人気が無く知名度の低い作品程、注目してみてはいかがでしょうか?
例えばコレ
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若木書房【刊行されたレーベルのリストと詳細】
若木書房の歴史と詳細 1948年(昭和23年)前後に創業しました。 当初は東京出版販売(現在のトーハン)や鉄道弘済会を流通ルートにしていましたが、 やがて描き下 ...