鈴原研一郎の『ハロー天使さん』です。
ビニカバ&帯付きです。
初版ではありませんが、状態がかなり良い美本をGET出来ました。
鈴原研一郎は、貸本漫画家デビュー後、貸本漫画で少女漫画を描いていました。
少女漫画家ですが、お名前の通り男性です。
貸本誌から少女漫画誌に転向後は、主に「週刊マーガレット」などで多くの作品を発表しています。
元気はつらつな女の子が主人公のコメディー作品から、戦争が舞台のシリアスな作品まで、幅広い作風を持っています。
『ハロー天使さん』はコメディータッチの作品です。
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ハロー天使さん あらすじ
看護学校を卒業したユリは、頭は良いが、あわてんぼうでおっちょこちょいな女の子。
父に黙って父が経営する病院へ就職してしまう。
驚く父をしりめに、ユリは着任早々、父が大きな信頼を寄せている香川先生や、香川先生を慕う今井さんとトラブルの連続だった。
何かと騒ぎを起こしてはクビになりかけながらも、持ち前の明るさと前向きさから、入院患者達の人気者になっていくユリ。
そんな中、特に仲の良かった入院患者のたけしの病状が悪化してしまう。
孤児であったたけしの手術を、病院のみんなが協力して無事に成功させる。
お祝いのパーティーの席で、ユリは香川先生からプロポーズを受ける。
今井さんと婚約していたと思っていたユリは驚くが、プロポーズを受け入れ、身を引いた今井さんやみんなから祝福されてハッピーエンド。
しかし、相変わらず病院では、ケンカばかりするユリと今井さんの姿が名物になっていた。
ハロー天使さん 収録詳細
連載は、週刊マーガレットの1967年24号から掲載されました。
単行本は、マーガレットコミックスで1968年3月31日に初版が刊行されました。
巻末には『ママの日記帳』と『シャーリィの冒険』が収録されています。