西谷祥子の『ジルとMr.ライオン』です。
ビニカバ&帯付きの初版です!!
再販は赤色系の帯が付いているんですが、以前オークションで赤色帯を見た時、普通は帯はビニカバの中に付いていますが、元々ビニカバの外側に付いている仕様との説明があったような気がします。
ごまはまだビニカバの外に付いた帯を見たことがないのですが、時期によってはそういう仕様もあったんですかね?!
西谷作品らしい、外国が舞台のテンポの良いラブコメディです。
内容も登場キャラもかわいくて楽しい人気作品です。
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西谷祥子 レモンとサクランボ
西谷祥子の『レモンとサクランボ』です。 ビニカバ&帯付きです! 『マリイ・ルウ』と並ぶ、西谷祥子の代表作のひとつです。 これまではハイスクールなど ...
ジルとMr.ライオン あらすじ
ジルは外交官夫妻の娘のお嬢様。
帰省した際の誕生日会で、昔となりに住んでいた幼馴染のマイケルからライオンの赤ちゃんをプレゼントされる。
ライオンはジルにはすごく懐いていたが、ジルの恋人であるクロードには敵意むきだしだった。
女子寮に戻ったジルは、寮が動物禁止なのでライオンのことを必死に隠していたが、なんだかんだ騒ぎを起こしみんなにバレてしまう。
追い出されてしまうかと思ったが、ライオンは泥棒を捕まえるというお手柄を立てた為、番犬代わりに一緒にいることを許可される。
ライオンはアルファベットを覚えて会話をする利口さや見かけによらない優しさで、学校のみんなからも愛され、なくてはならない存在になっていく。
しかしライオンと仲良くなればなるほど、ジルは恋人のクロードをないがしろにしてしまい、ふたりは疎遠になっていってしまった。
学校を卒業したジルだったが、相変わらずライオンが一番の生活を送っていた。
責任を感じたマイケルは、ジルとクロードがよりを戻せるように、ライオンをアフリカに連れて帰ろうとする。
ジルもマイケルの言うことに従おうとするが、最終的には自分が本当に好きなのはマイケルだったということに気付き、マイケルとライオンと一緒にアフリカ行きを決めてハッピーエンド。
ジルとMr.ライオン 収録詳細
連載は、週刊マーガレットの1966年44号から53号まで掲載されました。
総集編が、別冊マーガレットの1966年1月号から2月号に掲載されています。
単行本はマーガレットコミックスで1968年6月20日に初版が刊行されました。
巻末には『うるさい妹たち』と『パリジェンヌ』が収録されています。