浦野千賀子の『アタックNO.1』全12巻です。
ビニカバ&帯付きです。
おそらく、『アタックNO.1』のマーガレットコミックスの帯付きは8巻までなので、とりあえずコンプリート!!
初版揃いには出来ませんでしたが、ようやく帯が全部揃いました。
そもそも、最初から帯付き全巻揃いを買っていれば、こんなに苦労することも無かったのですが、最初にケチってバラ買いスタートしてしまったのが失敗でした。
セット買いより、お金も時間もはるかに多く使ってしまった上に、無駄なダブり本も増え、挙句の果てに最後は4巻の帯だけの為に結局全巻セットを購入するという・・・なんとも非効率極まりない道のりを歩んでしまいました。
しかも前半は再販という少しションボリな結果に・・・。
まぁ、苦労しただけあって、状態はそこそこいい感じで揃ったと思います。
全12巻の帯付き揃いは、並べた時の見栄えがやっぱりイイですね!
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元祖スポ根少女漫画
連載は「週刊マーガレット」で、1968年1月から1970年12月まで掲載されました。
『サインはV!』と共に、一大バレーボールブームを起こした元祖スポ根少女漫画として有名です。
当時、スポ根も長編も少女漫画としては初の存在でした。
ごまメモ
ちなみに、少女漫画の単行本で初めて10巻を超えた作品は『アタックNO.1』です。
続編『新アタックNO.1』
1975年に続編の『新アタックNO.1』が連載されました。
ちょいレアレーベルのマーガレットレインボーコミックスから出ています。
アニメ・ドラマから舞台まで、現在も愛され続ける名作
連載当時は、電卓が無くそろばんを使用したり、コンピューターが最新技術のイメージで登場したりしていた時代でした。
それにも関わらず、2018年にはアンジュルム(旧・スマイレージ)によって舞台化されるなど、未だに色褪せることなく幅広い世代に愛されていることからも、いかに『アタックNO.1』が名作であるかが分かります。
原作漫画をもとに制作された作品のまとめです。
アタックNO.1 アニメ
1969年から1971年まで、フジテレビ系列でアニメ版が放送されました。
全104話が放送され、平均視聴率19.9%・最高視聴率27.1%を記録しています。
あの有名な主題歌のレコードの売上は70万枚にのぼり、歌詞の中のフレーズが大流行しました。
日本での放送終了後には海外でも放映され、後のトップ選手がバレーボールを始めるきっかけとなったり、国内ではバレーボール中継に力を入れるきっかけとなったそうです。
アタックNO.1 映画
1970年から1971年に「東宝チャンピオンまつり」で映画版が上映されています。
- 第1作:『アタックNo.1』(1970年3月21日公開)
- 第2作:『アタックNo.1 涙の回転レシーブ』(1970年8月1日公開)
- 第3作:『アタックNo.1 涙の世界選手権』(1970年12月19日公開)
- 第4作:『アタックNo.1 涙の不死鳥』(1971年3月17日公開)
ごまメモ
2009年3月にTV放映40周年記念として、上記4作品が収録されたDVD BOX「アタックNo.1 THE MOVIE COLLECTION」がタキ・コーポレーションからリリースされています。
アタックNO.1 ドラマ
2005年4月に、テレビ朝日系で上戸彩の主演でテレビドラマ化されました。
その他のキャストは、酒井彩名・中村俊介・船越英一郎など。
主題歌は福田沙紀の「アタックNO.1 2005」でした。
アタックNO.1 リメイク漫画
2004年の12月から、「マーガレット」で小沢花音作画によるリメイク版の漫画『新・アタックNO.1』が連載されました。
単行本は全3巻です。
アタックNO.1 舞台
2018年に、ハロープロジェクトの「アンジュルム」主演によって”演劇女子部『アタックNO.1』”として舞台化されました。
おまけ
1972年の石森章太郎原作の『さるとびエッちゃん』や、1982年の立原あゆみ作の『すーぱーアスパラガス』に登場するバレーボール部員は、どちらもこずえやみどりを彷彿とさせる容姿でした。
「バレーボール=アタックNO.1」と言っても過言でなく、バレーボール漫画の金字塔としてこれからもトップに君臨し続けること間違い無しだと思います。