西谷祥子の『マリイ･ルウ』です。
ビニカバ＆帯付きです！
初版ではないのですが、確かこの作品の初版には元々帯は付いていなかったはずなので、帯付きは再販でしか手に入らないということになります。
（記憶が曖昧で確かではないのですが・・・初版の定価は200円だし、多分そうだったと思います）
追記ヤフオクに出品されていた『マリイ･ルウ』の初版に黄色の帯が付いていました！ごまが昔見た初版帯無し情報は間違いだったようです・・・。
帯が無くても、状態の良いビニカバ付きの初版の方が、ビニカバ＆帯付きの再販よりも高値で取引がされています。
この表紙、超かわいいですよね。
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マリイ･ルウ あらすじ
主人公のルウはハイスクールの生徒で、超美人の姉、ローラの取巻連中のせいでコンプレックスを持っています。
そんなある日、ルウはジョージというハンサムな男の子と出会い、恋に落ちてしまいます。
ジョージの自邸のパーティーに招待されて有頂天になるルウでしたが、ローラも一緒に来たり、途中でペンキをかぶったりして結局パーティーには行けず・・・。
その後、ルウはジョージの後輩でペンキ屋でバイトしていたジムと、なんだかんで付き合うことになります。
という感じで、西谷祥子が、「学園漫画のパイオニア的存在」と言われる所以となった作品だけあって、ハイスクールを舞台としたラブコメディで、そのストーリーといい、ファッション性といい、絵柄だけでなく内容も、まさに少女漫画の王道といえる金字塔的作品です。
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マリイ･ルウ 収録詳細
連載週刊マーガレットの1965年44号から1966年1号まで掲載
単行本マーガレットコミックスで1968年1月5日に初版発行
ごまメモ
わたなべまさこの『ハイジ』と、水野英子の『すてきなコーラ』も同時に刊行されましたが、通し番号の「MC 1」はマリイルウです。
復刻版も、白泉社文庫で2003年の9月に発行されていますが、こちらも現在は絶版で入手困難となっております。
収録内容
オリジナルの巻末には『リンゴの並木道』が収録されています。
文庫には『白バラ物語』と、短編の『踊る人形』『てっせん花』が収録されています。
